<< 前のページ次のページ >>

院長・川村正英の


骨折のずれ 2017年8月8日

 転倒などにより手足の骨折を受傷する人が少なくありません。骨折の部位にもよりますが、一般にずれが小さければギプス固定などの保存療法が可能となり、ずれが大きいと手術が必要になるケースが多くなってきます。受傷直後は骨折部のずれが小さくてギプス固定を行っていても、次第にずれてきて手術が必要になる場合もあります。骨折部は徐々に癒合してきますので、骨癒合がある程度進むと、当然のことながら、ずれは起こりにくくなります。つまり、ずれが進行する場合は早い時期に生じることが多く、受傷後早期にはより厳重な観察が必要となります。
 ギプスなどで固定すれば骨折の痛みは軽減しますが、患肢の動かしようによっては痛みが生じる場合があります。痛みが起こる動作では骨折部にずれを悪化させる力がかかっていることが考えられますので、固定をしていても痛みを生じる動きは避けることが肝要です。手足の骨折を受傷した方は整形外科の主治医による定期的なコントロールが必要です。
 
<< 前のページ次のページ >>