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腰痛の予防と改善について 2003年12月11日

 腰痛は、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症のように脊椎自体に原因がある場合もありますが、体の筋力や柔軟性の低下、不良姿勢が原因であることも少なくありません。つまり腰痛の多くは予防・改善することができます。方法としては下肢後面や背筋のストレッチ、腹筋や下肢の筋力強化などがあります。水中歩行や水泳も効果的です。しかし、これらの運動を行っていても正しい姿勢や動作ができていなければ、効果は不十分となります。日常生活の中でかかとの高い靴を避けたり、中腰やお尻を突き出した姿勢に注意することなどが大切です。
  腰痛の原因や症状はさまざまですが、正しい知識のない状態で運動を行うと腰痛を悪化させる可能性もあります。痛みの強い時は安静第一ですし、症状によってリハビリテーションの方法は異なりますので、一度専門医の診察を受けることをおすすめします


(理学療法士 倉橋幸)
 
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