<< 前のページ次のページ >>

院長・川村正英の


ぎっくり腰 2018年10月2日

 急に腰痛が起こって「ぎっくり腰だろうか?」と受診される患者さんがいらっしゃいます。日本整形外科学会のホームページには「いわゆるぎっくり腰は急に起こった強い腰の痛みを指す一般的に用いられている名称(通称)で、病名や診断名ではありません。痛みの原因はさまざまで、腰の関節や軟骨に許容以上の力がかかった状態、腰を支える筋肉やすじなどの柔らかい組織の損傷が多いと考えられています」とあります。
確かにそのような患者さんが多いですが、自分でぎっくり腰になったとおっしゃる方の中にはヘルニアや骨折の患者さんも見られます。腰痛の程度も重度ではなく、他に症状がない場合は湿布でも用いて様子を見てもよいと思われます。しかし、下肢にしびれ感や脱力感がある場合、疼痛の程度が重度で遷延するような場合などには重篤な疾患が生じている場合もあります。再々腰痛を生じる方も椎間板の問題などが生じていることが疑われますので、そのような場合は整形外科受診をお勧めします。
 
<< 前のページ次のページ >>