 |
|||||
 |
|||||
|
|||||
| << 前のページ｜次のページ >> | ||
|
|
|
| 「手や足に筋肉痛が生じた」と受診する患者さんがいらっしゃいます。よくある筋肉痛はスポーツなどで使った後の筋肉の痛みですが、その他には打撲での筋損傷や運動による肉離れも比較的よく見られる筋肉痛の原因です。中には足がつった後にふくらはぎの筋肉痛を来す患者さんもおいでになります。これらのようにきっかけがはっきりした場合以外に筋肉の痛みを来す疾患としては、筋肉の炎症や筋痛症が挙げられますが、あまり多いものではありません。 一方、神経痛や関節からの痛みが手足に生じる場合が少なくありません。大腿（だいたい）の痛みは腰椎椎間板ヘルニアが原因の神経痛であったり、変形性股関節症による関節由来の痛みであることが多いですし、上腕の痛みは肩の五十肩や頸椎（けいつい）のヘルニアが原因である場合が多く見られます。筋肉より深部にある骨に痛みの原因がある場合もありますので、筋肉痛と思われても難治性であるなら整形外科の受診をお勧めします。 |
|
| << 前のページ｜次のページ >> | |
| ← 一覧に戻る |