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膝の痛みについて 2003年5月8日

 膝はおさらと呼ばれる膝蓋骨と、大腿骨、脛骨の三つの骨から構成されています。関節軟骨はこれらの骨の表面を覆い、膝にかかる衝撃を吸収するクッションの役目をしています。この軟骨は年齢とともに弱くなり、膝への負担が大きくなると膝の痛みが出現するようになります。
  膝が痛いとき無理は禁物ですが、過度の安静は膝の周りの筋肉を弱らせ、膝への負担を大きくしてしまいます。ではどのようにすれば膝への負担が軽減できるのでしょうか?。日常生活において注意してほしい点を紹介します。 体重のチェック 重い物を持たない 長時間の歩行は控える 歩行時につえを使用する 足底が広く、安定感のある履物を使用する 洋式の生活習慣を心掛ける、などです。
  治療は保存療法と手術療法がありますが、整形外科医の診察を受け、症状に応じた理学療法、またはリハビリテーションを行うことをおすすめします。

(理学療法士 倉橋幸)

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