 |
|||||
 |
|||||
|
|||||
| << 前のページ｜次のページ >> |
 |
|
|
| 40歳以後の年齢で打ったりひねったりもせずに膝の内側が痛くなる人がいますが、原因として多いのは関節軟骨の摩耗や内側半月板の損傷です。日本人ではO脚ぎみの人が多く、その場合膝では内側により多くの荷重がかかることとなり、その結果内側の関節軟骨がすり減ってくるわけです。軟骨の摩耗に引き続いて軟骨周囲の骨の変化を来し変形性膝関節症を発症しますが、こうなるとエックス線で診断がつきます。軟骨摩耗が高度でなければヒアルロン酸の関節内注射が効きやすいので、治療として試みてよい方法と思われます。 一方、半月板も年齢的な変化によりささいなことで傷が入りやすくなりますので、膝のエックス線で異常がなくヒアルロン酸の効果もない場合は、内側半月板に異常がないかMRI検査をした方が良いでしょう。膝内側の痛みを生じた場合は整形外科専門医へ受診をお勧めします。 |
|
| << 前のページ｜次のページ >> | |
| ← 一覧に戻る |