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関節リウマチの経過について 2005年10月3日

 関節リウマチは経過により以下のように分類されています。(1)発症後一時期は症状の悪化があっても比較的短期間に軽快する単周期型(2)長期間にわたり増悪と寛解を繰り返す多周期型(3)比較的短い期間で骨破壊や変形を起こし機能障害が強くなる進行増悪型。このうち多周期型が最多で、多くのリウマチ患者においては関節炎の悪化と軽快を繰り返しながらリウマチが続いていきます。また、何年もの間あまり強いリウマチでなかった人でも途中でリウマチが悪化してくる場合もあり、リウマチの経過は一様ではありません。リウマチの勢いが強くならないようにするためには日常生活上で精神的なストレスをため込まず、過労を控えるように心がけることが大切ですが、それでも悪化した場合は薬を増やしたり、変更したりしてリウマチの炎症を抑えていく必要があります。

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