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骨粗しょう症の症状 2004年7月12日

 骨粗しょう症になると、ちょっとしたことで容易に骨折を起こすようになります。
骨折を起こしやすい部位は大腿骨の股のつけねや手首などです。通常は転んだり手をついたりして骨折を起こしますが、骨粗しょう症が高度な方では、転んでもないのに股が痛くなってきて、エックス線を撮ってみると股のつけねの骨折が起こっているこ ともあります。
  背骨の骨折を起こすことも多く、尻もちをついたり物を持ち上げたりした時に腰や背中の痛みを伴って急に骨折が生じる場合と、強い痛みがなく慢性に進行し徐々に背骨の変形が起こる場合とがあります。結果として身長が低くなったり、背中が曲がったりするわけです。
  骨折が治っても機能低下を来したり痛みを残したりすることもありますので、骨折を起こさぬように骨粗しょう症を予防、治療することが重要です。


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