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坐骨神経痛の原因 2004年2月12日

 坐骨神経は、腰から出た数本の神経により形成され、骨盤内を通り、大腿後面を下行し、ひざの裏で主要な2本の神経に分かれます。この神経が圧迫を受けたり、炎症を起こしたりすると坐骨神経痛を来します。おしりから太ももの裏側や外側、ふくらはぎにかけての範囲が痛み、しびれを伴うことも少なくありません。
  骨盤内やおしりに原因があって坐骨神経痛を来すこともまれにはありますが、ほとんどの場合、腰に原因があり、最もよく見られるのは腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症による坐骨神経痛です。これらの場合、急性期には安静が重要で薬や注射も有用ですが、重症では手術が必要になることもあります。まずは原因を調べ、それに応じた治療が必要になりますので、坐骨神経痛でお悩みの方には整形外科専門医受診をおすすめします



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