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院長・川村正英の


けがをして後から生じる痛み 2018年11月6日

 手足や頸部、腰背部を打ったりひねったりすると痛みを来します。重度のけがでは当然ながら受傷直後から痛みますが、そうでもない場合に後から痛くなってくることがあります。スポーツの試合中に打撲してもその時は痛くなくて試合後に痛くなることを経験した方もいらっしゃるでしょうし、交通事故で受傷当日にはどうもなくて、翌日から頸部などの痛みが生じてくる場合も少なくありません。
  一方、けがのときは何ともなくて長期間を経てから痛みを生じ、「あの時のけがが原因であったのではないか」と考える方もおいでになります。しかし、けがが直接の原因である痛みは、多くの場合は当日または翌日に生じます。
  手足や頸部、腰背部の痛みはその原因がけがでないことも少なくありません。年齢的な変化や使い過ぎ、日常生活でのささいな動作で痛みが生じる場合もあります。受傷時にはどうもなくて、年月を経てけがによる痛みが生じてくることは通常ありません。
 
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