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リウマチとは… 2005年1月11日

 リウマチという名のついた疾患には、細菌感染が原因となり心臓の病変を生じるリウマチ熱や、筋肉の痛みを主症状とするリウマチ性多発筋痛症という疾患もありますが、一般にリウマチといえば関節リウマチのことを意味します。
  関節リウマチは手やひざなど多くの関節が腫れて痛みが続き、進行すると関節の変形を生じてくる疾患で、関節の腫れは関節炎をきたしています。手に関節炎が生じやすく、左右対称に関節炎をきたしやすいといった特徴があります。原因はまだはっきりしていませんが、リウマチになりやすい体質の人が過労やストレス、ウイルス感染など体調の変化をきっかけに、免疫の異常を引き起こして発病すると考えられています。女性に多く、20〜60歳が好発年齢です。わが国における有病率は0.3〜0.8%程度といわれています。

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