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肩こりの原因 2002年12月5日

  肩こりは過労、体形、不良姿勢、精神的緊張などが原因で起こる場合と、病気が原因となって起こる場合とがあります。
 原因となる病気はさまざまで、頚椎(首の骨)から肩にかけての病気、血圧の異常、自律神経失調症や更年期障害、目や心臓の病気などが挙げられます。その中でも頚椎の病気が原因となる肩こりが比較的多いように思います。その場合、首を後ろへ反らすことにより肩こりや痛みをきたすことが多いので、診断の参考になります。
 過労や姿勢が原因の肩こりの場合は、十分な休養睡眠をとったり、自分に合ったいすや机を使用したり、枕の高さや布団の堅さにも注意することなどで予防することもできます。しかし、一時的でない慢性的な肩こりに悩まれている方は、頚椎などの病気が原因となっていることも多いので、一度専門医を受診した方がよいでしょう。


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